金融関連ワード その６

通帳を見てみると、残高が結構危ない事に気が付きました・・・・一人暮らしなのでなかなかお金が溜まらないんです！しかし、万が一の事を考えるともう少しお金をためないといけないな～。このごろ、サイフの紐が少し緩んでいたのでサイフの紐と気を引き締めていきたいと思います。それでは、今回も金融関連ワードを紹介していきたいと思います。

◇空売り（からうり）◇

空売りは、株式の信用取引の「信用売り」のことで、証券会社に一定の保証金を預け、株を持たず、あるいは持っていてもそれを使用せずに、他から株を借りて市場で売ることをいう。これは、近い将来に予想される株価の下落に備えて、現在の株価で売って、将来の値下がりした時点で買って、他から借りていた株を返済しようという意図で行われる。通常、元手（保証金）の約３倍程度の金額まで売り建てをすることが可能である。また、空売りは、投資対象である現物を所有せずに対象物を（将来的に）売る取引を意味しており、本用語は株式だけでなく、債券やコモディティなどでも使われる。

一般に空売りは、相場の下落局面で利用され、売った値段よりも値下がりした時点で安く買い戻すことによって、その差額を利益として得ることができる。ただし、必ずしも予想通りに値下がりしないこともよくあり、空売りした水準よりも株価が上昇してしまい、高い水準で買い戻すことになった場合には、逆に損失を被ることになる。その損失については、最悪の場合、株価がどこまでも上昇していく可能性があり、青天井（巨額）になることもある。例えば、何らかの材料で低位株が結構値上がりして、空売りを入れたところ、さらに売買が過熱して値上がりして空売り停止となった場合などは、大きな損失を被ることがある。このようなケースでは、空売り停止後も値上がりが続いて、空売りした人が大きな損失（評価損）に耐えられなくなって買い戻して、さらに値上がるするといったこともよくある。そして、その売買の過熱後にまた下落することも多いが、そこまで耐えられない人はあまりいない。

なお、市場で空売りされた株数は「信用売残（高）」という形で、どの時期にどのくらいの空売りが行われたかを大よそ知ることができる。これについては、東京証券取引所の「銘柄別信用取引週末残高」で週に一度、また日本証券金融（日証金）の「融資・貸株残高一覧表」で日々公表されている。（日証金のデータには、証券会社が直接投資家に行う融資や貸株は含まれておらず）

◇空売りの種類について◇

・株価の下落を狙った投機的な空売り
・株価の下落による所有株の損失を防ぐつなぎ売り

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