2011年7月21日木曜日

金融関連ワード その9

世の中の不景気をなんとかしてもらいたいです、本当に!お金が使えません。でも、使わない分お金は貯まるかもしれません!貯まるといいな・・・・さて、今回も金融に関する用語を紹介していきたいと思います。

逆日歩(ぎゃくひぶ)

逆日歩は、信用売り(空売り)のために借りる株に対して、貸株料とは別に掛かることがあるコストで、株不足のために生じた品貸料を信用取引の売り手から見たものをいう。一般に証券会社が信用取引で資金や株が不足している時に、証券金融会社から資金や株を調達する取引である「貸借取引」において、貸株残高が融資残高を超過した際に株不足が発生し、その不足分の株を証券金融会社が機関投資家などから有料で借り入れた時に「品貸料」が発生する。この品貸料は、最終的に逆日歩のついた銘柄の信用売りをしている全ての投資家が支払い、一方で信用買いをしている全ての投資家が受け取ることになる。

通常の信用取引では、信用買いをしている人が金利(日歩)を支払い、信用売りをしている人が受け取るが、これとは反対の方向で資金の支払いや受け取りの流れが発生することから「逆日歩」と呼ばれる。ちなみに、日歩とは、利率の表記方法の一つで、元金に対する1日あたりの利息額のことをいう。また、逆日歩の計算方法については、例えば1000株の空売りの場合、決済するまでの10日間で1株につき毎日1円ずつ付いたら、トータルの逆日歩は1万円(=1円×1000株×10日)となる(取引のない休日も含めて計算)。

なお、株不足がひどい銘柄の場合は、逆日歩が取引手数料や貸株料を大きく上回ってしまうこともある。また、逆日歩が生じるとそれを嫌った買い戻しが出る一方で、逆日歩が生じている銘柄はたいてい下落局面にあるため、売りの勢いもある。その結果、買い注文と売り注文がともに殺到し、値動きがさらに激しくなることもある。このような状況では、無理に手を出さない方がよく、それを戒めた格言に「逆日歩に買いなし、逆日歩に売りなし」というものがある。

旧株(きゅうかぶ)

旧株は、既に発行されている株式を保有している株主に対して、割当てを行って新株を発行した際に、既に(以前から)保有している株式のことをいう。これは、株式分割や増資、合併、株式交換などによって新株が発行された時に使われる用語で、既に発行されている株式のことを意味する。また、旧株のことを「親株」、新株のことを「子株」ともいう。一般に新株と旧株の違いは、決算期での配当額の違いだけで、その他は全く同じ権利を持っている。ただし、新株では、配当の起算日がその発行日とされ、期末の配当が日割り計算で旧株より少なくなる場合は、新株と旧株は決算期が終了するまで別の銘柄として売買される。

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